零感少年

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だから俺を心配してくれる。 「宮地さああん…!!」 「……辛かったな。スタメンには、話したいか?」 「うん…!」 「そうか、落ち着いたらいくぞ。もしかしたら仲間…対処法を知っているヤツがいるかもしれない」 「宮地さんありがとう…」 「…とにかく休め。俺はさりげなくそういうの知っているヤツいないか話してみて反応みてくる」 「はい…!」 今回は、半端な敬語を怒らなかった。 仲間…秀徳にか。 チームメイトにはいって敬遠されたくないと話してなかったけど、馬鹿だったな俺。 言われた通り、休んでると宮地さんがスタメンをひきつれ戻ってきた。 しかし、何か空気がおかしい気がした 「どうしたんすか?」 「気にすんな…お前、とりあえず木村と大坪に話せるなら話しとけ。」 「真ちゃんは?」 「緑間はちょっと聞きたいことがある」 「(こんな時まで、やらかしたのかな…真ちゃんは)」 そう思うと少し笑えたが、説明待ちの先輩方に丁寧に解説した。 少々、感情的になってしまったが。 先輩達は俺を普通に受け入れて、慰めてくれた。 本当良い人たちだ。 俺も大分落ち着いたので質問に入った。 「そういや、真ちゃんは何でつれてかれたの?宮地さんに」 「アイツはな…」
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