終わりの始まり

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あのあと僕は親戚の『ハルペス』おばさんと『オグニス』おじさんの所に引き取られた そして10年という長くも短い月日が経ち 僕は17歳になり 10年前の言葉どうり『勇者』として魔王を倒す旅にでる事となった ハルペス「ハル君がいなくなると寂しくなるわねぇ」 オグニス「ハル!しっかりな!!辛くなったらいつでも帰ってきていいんだぞ?ここはお前の家なんだから」 ハル「ありがとうおじさん、僕は立派な勇者になってきっと魔王を倒してみせるよ」 おばさんは子供が産めない体だったので、僕が来たときはすごく喜んでくれたそうだ そして僕の事を我が子同然のように育ててくれた その子供が危険な冒険に旅立つのだ心配するのも無理はない しかし僕は倒さないといけないんだ、僕から全てを奪っていったあの魔王を… ハル「それじゃぁ…父さん、母さん行ってきます!!」 僕は勇気を出して始めておじさんとおばさんの事を父さん、母さんと呼び家を出る 我が子同然として育ててもらったんだ…僕にとってあの人達は紛れも無く僕の父さんであり母さんであった ハルペス・オグニス『いってらっしゃい!!』 そして僕の魔王を倒す冒険が始まった
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