終わりの始まり

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セウルス「死んだ人を生き返らせたり、国一つ滅ぼす強力な魔法が眠ってるって話しだ」 ハル「死んだ人を生き返らせる…」 セウルス「まっ!本当にあるかは分かんねぇけどな、可能性があるならそれにすがりたいのさ」 ハル「…セウルスも誰かを生き返らせたいの?」 セウルス「妹をな…」 ハル「そうか」 それからしばしの沈黙があった セウルス「おっ、ここ良さそうだな」 セウルスは宿を指差す ハル「うん!いいんじゃないかな?」 中に入るとあまり綺麗な宿とは言えなかったが 安くて風呂もついていたのでここに決めた セウルス「んじゃぁ 宿も決まったしどうする?飯食うか?」 ハル「ん~…お風呂に入りたいかな」 僕たちは宿の一階にある大浴場に向かった セウルス「うひょぉ~ひれぇ~」 ハル「確かに広いね~」 セウルス「こんだけ広いと走り回れるな」 ハル「いやいや、走り回っちゃだめだよ」 そんな事をいいながらセウルスを見るが 横には既にセウルスはおらず 走り回っていた ハル(以外と子供っぽいんだ…)
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