終わりの始まり

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ハル「ふぅ~ きもちいい~」 僕は湯舟に浸かる 4月だというのにまだ外は肌寒いので 湯舟に浸かった時のピリピリとした感覚が好きだ セウルス「いやぁ やっぱ広い風呂はいいねぇ~」 ハル「セウルスはどこの街から来たの?」 セウルス「んぁ~?俺は西の街『イーストラース』から来たよ~ハルは?」 ハル「僕は隣の村から来たんだ小さな村だから名前がないの、イーストラースって水の上に浮かぶ街だよね?」 セウルス「そそ、すごい綺麗なんだぜ~?街には水路がいくつもあってさ~夏になると花火があがるんだけどその水路に花火が映し出されてそれがまた綺麗なんだよ」 ハル「楽しそうな街だね、行ってみたいかも」 セウルス「おぅ!来いよ!絶対気に入るからさ」 ハル「ふふ、あっ!旅の事聞きたいな」 セウルス「お?いいぜ~」 それから僕はセウルスの旅の事を聞いた 色んなダンジョンに挑戦したり 関係ないのに村同士の喧嘩に巻き込まれたり お金が無かった時は食い逃げに挑戦したりもしたそうだ ハル「食い逃げはどうかと思うけど…」 セウルス「金が無かったんだ…しょうがねぇだろ…そんな事よりあがろうぜ、腹減った」 ハル「そういえばお昼も食べてないや」
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