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あれ....?
なんか目の前が真っ赤だな....
俺なんでこんなとこで寝てんだっけ....?
「キャアアアアアアア!」
うるさいなぁ....
今、考えてんだよ....
「俺は....俺は悪くないんだぁぁぁ!」
だまっ....てろ...
あれ....なん....かすげ...ぇ眠....い
あぁ...体が...うごか....ない
「おいっ!!起きろよ!!死ぬな!!」
死ぬ....?誰が....?俺が....?
あ...そうか、お...れは...
チッ.... ちく....しょ...う...
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「どこだ...ここは...」
なんか、女の子の部屋っぽいな...
ピンクの壁紙
レースのカーテンのついた俺が寝ていたベッド
なんか謎の形のぬいぐるみ諸々
....女の子の部屋
なぜだ?
『おぉ、起きたか♪』
「ん?誰だ、お前は」
そこにはすさまじく美しい見た目二十歳前後の女性が立っていた
裸体を多少の布切れで要所を隠した格好で
なにこれ?
「....なぁ、俺の携帯知らないか」
『あぁ、これ?ぽっけに入ってたよっ』
「それだ」
『何に使うの?それ』
「いや...110番通報しようと 」
『なんで!?意味わかんないよ!?』
「黙れよ...この露出狂が」
凄まじい蔑んだ眼を向けた
『ふざけないでよ!それが神様にいう台詞かっ!』
「神様....!?」
俺は声のトーンとは裏腹に無表情で自称神様を見る
『どうしてそんなに無表情?てゆーか、あたし神様!尊敬と羨望の眼差しで見るのが普通じゃない!』
「そうか....わかった」
『そう...それはよかっ....』
「なるほど....そっち系のコスプレ露出魔だったか
....もしもし、警察ですか?」
『全然わかってない!?
てか電話かけんな!』
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