終わりは始まり

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あれ....? なんか目の前が真っ赤だな.... 俺なんでこんなとこで寝てんだっけ....? 「キャアアアアアアア!」 うるさいなぁ.... 今、考えてんだよ.... 「俺は....俺は悪くないんだぁぁぁ!」 だまっ....てろ... あれ....なん....かすげ...ぇ眠....い あぁ...体が...うごか....ない 「おいっ!!起きろよ!!死ぬな!!」 死ぬ....?誰が....?俺が....? あ...そうか、お...れは... チッ.... ちく....しょ...う... ____________ __________ ________ ______ ____ __ 「どこだ...ここは...」 なんか、女の子の部屋っぽいな... ピンクの壁紙 レースのカーテンのついた俺が寝ていたベッド なんか謎の形のぬいぐるみ諸々 ....女の子の部屋 なぜだ? 『おぉ、起きたか♪』 「ん?誰だ、お前は」 そこにはすさまじく美しい見た目二十歳前後の女性が立っていた 裸体を多少の布切れで要所を隠した格好で なにこれ? 「....なぁ、俺の携帯知らないか」 『あぁ、これ?ぽっけに入ってたよっ』 「それだ」 『何に使うの?それ』 「いや...110番通報しようと 」 『なんで!?意味わかんないよ!?』 「黙れよ...この露出狂が」 凄まじい蔑んだ眼を向けた 『ふざけないでよ!それが神様にいう台詞かっ!』 「神様....!?」 俺は声のトーンとは裏腹に無表情で自称神様を見る 『どうしてそんなに無表情?てゆーか、あたし神様!尊敬と羨望の眼差しで見るのが普通じゃない!』 「そうか....わかった」 『そう...それはよかっ....』 「なるほど....そっち系のコスプレ露出魔だったか ....もしもし、警察ですか?」 『全然わかってない!? てか電話かけんな!』
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