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6月5日、火曜日、2時56分
「代金...ここに置いとくからね」
「「はぁ!?なにいってんだ!?」」
俺の傍らでナイフを取り合う見たことない少年と
見た目45歳くらいのアルバイトのおっさん
邪魔だ
こんなやつらに興味はない
今日パッケージが変わった果汁グミのほうが数倍興味が湧く
だから買いにきたのに、
変なのに巻き込まれた
「俺、帰るから」
「お、おい!なにやってんだ!
手伝ってくれ!!」
「やだ」
即答だった
「くそっ!
元空手部所属(マネージャー)の俺をなめるなよぉ!
ずおりゃあああああ!」
ナイフは二人の手を抜け
そして
サクッ
「ん?あぁ...これは
やべぇな....」
ドサッ
刺さった
うなじにおもいっきり刺さった
倒れた瞬間にナイフが抜け血が飛び出る
( あれ....?
なんか目の前が真っ赤だな....
....俺なんでこんなとこで寝てんだっけ....?)
「キャアアアアアアア!」
(うるさいなぁ....
今、考えてんだよ....)
「俺は....俺は悪くないんだぁぁぁ!」
(だまっ....てろ...
あれ....なん....かすげ...ぇ眠....い
あぁ...体が...うごか....ない)
「おいっ!!起きろよ!!死ぬな!!」
(死ぬ....?誰が....?俺が....?)
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