正しい勇者の殺しかた

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アラン「俺は.....何もわからなかった 自分に何ができるのかも、何をすべきかも わからなかった..... なぜお前が太陽を奪ったかも 今さら破壊活動をしたかも 何もわからなかった.....」 恭弥「まぁ予想通りだな で、覚悟してきたわけか? 仲間を救うために.....」 アラン「あぁそうだ 1つだけわかったことがあったからな」 恭弥「なんだ?」 アラン「俺をここに呼んだ理由 お前は俺の陳腐な交渉に付き合うような男じゃない ましてや正々堂々と戦ってくれるはずもない お前は俺をここで一方的にいたぶるつもりだったんだろ? 人質を盾にして」 恭弥「ほぅ....それで?」 アラン「俺が犠牲になる....! お前の狙いは俺だろ! だから、俺の命と引き換えに皆を助けてやってくれ!」 恭弥「ふぅ......お前はほんとに優しいな 胸を打たれちまったよ」 アラン「恭弥.....!」 恭弥「お前も撃たれたらどうだ!」 ダァン!! アラン「ゴハァ!!」 恭弥は不意に銃化した王牙で アランの胸に魔力弾を撃ち込む アラン「ぐぅ....がはっ」 恭弥「俺がお前のそんな綺麗な死に方許すわけねーだろ? はぁ....5日やってもまだダメか?」
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