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私はあなたなんか大嫌い。
いつもいつもいじわるして…
たくさん泣かして…
女ったらしで…
・・・・・・・・・・・・・・・
キーンコーンカーンコーン…
「はぁー。やっと終ったぁ」
私は相澤ひかる。
16歳の高校一年生!
っていってもあと少しで二年生だけどね。
「今日も長かったね！私なんかほとんど爆睡してたよー」
彼女は深井茉奈。
中学生からずっと同じクラスの
親友!!
中学生からずっと同じクラスなんて茉奈以外はいないっ!!
って言いたいとこだけど
もうひとりいる…
それは教室の前でいつものよーに
色んな女の子とイチャイチャしてるあいつ。
鈴木航
確かに顔はカッコいい。
だけどあんな俺様のどこが
いいのか全然分かんない!!
「ひかるー。ごめんっ!今日は彼氏と帰るからっ」
「えー。分かったよ。」
茉奈には彼氏がいる。
すっごいらぶらぶで羨ましい。
茉奈の彼氏の名前は
斉藤祐介。
優しくて頼りになるんだ。
茉奈は可愛いから祐介くんとは
すごいお似合い。
「はぁー。私も彼氏欲しいなあ」
「ひかるは可愛いからすぐいい彼氏出来るよ！」
「はぁ!?可愛くないし!!」
「航と付き合えばいいのにー」
「な、なんで航!?あんなやつは絶対に無理だよぉー。」
「航とひかるお似合いだよっ」
「うぅ…それ褒めてないよ…。」
あんなやつとお似合いって言われても全然嬉しくないっ
むしろ悔しいくらい。
航のこと考えるだけで苦しくなる。
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