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「という夢を見たんだ」
と、俺が言うと目の前の友人は呆れ顔をしていた。
「お前の夢はリアリティ満載だな」
コイツの名前は藤 晶斗
中学からの付き合いだ。
「むぅ、そうか?」
「だってさ、普通夢で臭いは感じないだろ?」
「そだっけ?」
今、俺達は高校の入試テスト
筆記試験の休み時間で、特にする事も無いため談笑している。
「む、そろそろ時間だな…席戻るわ」
「んじゃ、また後で」
藤は小さく手を振ったので、こちらも手のひらを見せるようにして応答する。
約2時間後
何事もなく、入試テストは終わった
「晶斗、ゲーセンに行かないか?」
「お前から誘うなんて珍しいな」
「いや~今ハマってるゲームあってさ~」
「普段は他人の貯金箱に金は入れたくないって言ってるのに…珍しい…」
「それは、大して面白くもないのに200円やら500円やら盗られるからだ!」
そして、地元に戻り駅前のゲームセンターに入った。
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