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「で?お前のやりたいゲームってなに?」
「ガンシューティングだよ」
「ふーん?」
入り口から左手にある階段から2階に上がり、左側に格ゲーコーナー、正面にプリクラなどがある
「む、新台が…」
藤が格ゲーコーナーに行こうとしたので襟をつかむ
「こっちだ」
タイトルは…英語が苦手で読めない…
「あーこれねー」
「知ってるのか?」
「けっこう有名だぞ?たしか…クレイジー…ソルト?」
「それは…調味料だろ?」
我が友ながら、中々に馬鹿だ…
「な、何のことだか!?」
「まぁ、いいや、やろうぜ?」
「お、おう!」
藤が財布を出したときだ
〈ヴー…ヴー…〉
場所が場所なため、音は聞こえないが携帯のバイブレーションが俺を呼ぶ
この振動パターンは…電話か…
「ちょい待ち、電話だわ」
「仕事の電話かー?」
機種変更したばかりのスマホのディスプレイを見る
[ストライカー]
「どうやら…な」
此処では、通話相手の声が聞き取りづらいだろう…
「仕方ない…出るか」
藤の提案に甘え、ゲーセンから出る
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