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そうか、僕は生まれてはいけない存在だったんだ。
やがて、その女は家に帰って来なくなった。
尽きたシリアル。
尽きたミルク。
いらない子供は朽ちていくしかないのかな?
朽ちる前に自分の唯一の武器を使って賭けに出た。
この武器は大金をかけてあの女が、この僕に与えてくれたもの。
そうして差し伸べられた手。
『君は本当に素晴らしい』
『君は選ばれた人間だ。
そう……神の子だよ』
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