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男が部屋に入ってすぐ、社長が「君にはこの会社の本会社、つまり向こう(男が勤めてる会社の上の会社)の会社の社長になってもらう」
ありえないことだった・・・。
奇想天外にも程がある。
男がそう思った。
すると、社長のすぐそばにある電話が鳴った。
「はいはい、分かりました」社長が誰かと話してるようだった。
話し終えると、社長は男へ向かって「やはり、係長らしい」と言った。
男はやはり社長が良いと思った。
すると、また社長のすぐそばの電話がなった。
「ふむふむ、はいはい」また社長が誰かと話していた。
話し終えると社長は男に向かって「やはり社長らしい」と言った。
男は喜んだ、早速夢が叶ったのだった。
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