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し、ししし、ししまった―――――――ッ!!
シエルから冷や汗が垂れはじめる。
「今回はおまけしといてやるから新聞配達に行ってこい!」
「ば、板東さーんっ。
ありがとうございますー!」
シエルは肩からバックを提げ中に新聞を沢山詰め込む。
ひとつじゃ足りないためもうひとつ片側にかける。
「では、板東さん!行ってきますっ。」
シエルは板東さんに軽く会釈してから配達に行った。
「最初は…山田さん…っと」
ポストにひとつひとつおれないように丁寧に入れていく。
この仕事が終わるのは5:00だ。
シエルは見た目によらず体力があるため人一倍仕事のこなしが速い。
仕事が終わったため板東さんのところへと戻る。ちょっと急ぎ足で。
帰ると板東さんの奥さん特製ご飯が貰える。
これがすごく楽しみ。
日替わりでとても贅沢だ。
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