0人が本棚に入れています
本棚に追加
そこにはさっき生徒代表で挨拶をしていた昨日の男の子だった。
その子は、男の子にしては少しだけ長いダークブラウンの髪の毛。
顔立ちはすごく整っていた。世間ではイケメンって言うのかな?
ハニーブラウンの目がこっちをジーと見ていた。
「そこの窓締めてくんない?風強いんだよ」
そう言って、私の斜め前の窓を指さす彼
なんか、感じ悪っ!
「え?あぁ、うん。わかった」
そして彼は、手元の本に視線を移した。
私が窓を閉め終えると
「ねぇ、君はなんて言うの?」
「なんて言うの?」
別の声が聞こえた。
私の前の席の子だった、そして私は今、驚いている
何でかって言うと目の前の二人の顔がそっくりで鏡を見ているみたい......
最初のコメントを投稿しよう!