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――――月。それは、日常世界において当たり前の存在であり、それが消えたら、など誰も想像しないだろう――――
~朝~
「ここは、・・・・どこだ?」
起きたのは自分の部屋・・・・・ではなくただ黒い、漆黒の部屋、でもちゃんと目は見えてる
「やぁ、こんにちは、氷神蓮くん」
「うぉわ!?なんだ?」
ここはどこなのか考えていると後ろからいきなり声をかけられて変な声を出してしまった
振り返ると・・・・・・・・・・撲殺対象にしかならないイケメンがいた
ゴスッ
漆黒の部屋に鈍い音が響く
「いた~い」
俺が結構強めに殴っても傷一つなくすぐ立ちやがった
「うるさい・うざい・キモい」
「ひど!?」
うん。何か言ってるけど気にしない
いや、羽をもぎながら気にしてあげよう
「いやぁぁ、マジやめて~~羽だけは、ねっ?お願い」
語尾にハートがつきそうな喋り方だったので一本残らず引きちぎってあげた
「つかなんで?、なんで羽なんか付いてんの?日本人ですかほんとに」
「日本人・・・・・じゃぁないかな。神様だし」
「爆弾発言キターもっとkwsk」
「まぁその前に、・・・・・・君は・・・・しんじゃいました。てへっ」
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