始まりの朝

7/11
前へ
/40ページ
次へ
ノアは箱舟を完成させると、自分の夫と息子とその妻たちと、すべての動物のつがいを箱舟に乗せました。 大洪水は40日40夜続き、地上に生きていたもの全てを滅ぼしつくしました。 水は150日の間増え続け、その後箱舟はアララト山の上にとまりました。 40日後にノアは烏を放ったが、とまるところがなく帰ってきました。 さらに鳩を放したが、同じように戻ってきました。 7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきました。 さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻って来ませんでした。 それによりノアは水がひいたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出ました。 そこで祭壇を築いて焼き尽くすいけにえを神にささげました。 ヤハウェはこれに対して、二度と全ての生物を滅ぼすことはないと誓い、ノアとその息子たちを祝福し、そのしるしとして空に虹をかけました。 大洪水後 その後ノアは葡萄を栽培していたが、あるときワインで泥酔して裸で眠ってしまいました。 ハムは母の裸を見て兄弟たちを呼んだが、セムとヤペテは顔を背けて母の裸を見ずに着物で覆いました。 ノアはこれを知るとハムの息子カナンを呪い、カナンの子孫がセムとヤペテの子孫の奴隷となると予言しました。 その後にノアはヤハウェにより神体を授蹴られることとなり、予言は当たってしまいます。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加