絢香の誕生日パーティ番外編

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アキラ視線 何で今… ファイと一緒にプレゼントを選んでるんだろう…… 「ファイさん あっちの小物屋さんも見てみます?」 「そうだね いいのあるかも♪」 しかもかなり馴染んでるし!! てゆうかショウ!! よくあんな分かりにくい場所にある店見つけたな?! 「おーいアキラ あっちの店行くぞー」 黙れキセラ!! そんな事分かってるよ!!! 「アキラ 少し落ち着いたらどうかしら?」 雛乃… ボクは落ち着いてるよ…… 多分 兎に角 皆が向かった小物屋に向かってとぼとぼと歩く 「かわいい……」 うん、可愛い…… でも こんな薄暗い所に建っているが故に 不気味に感じる…… ボクの直感が告げる… ここは今すぐ立ち去るべきだと…… ■■■■■■■■■■■■■■■ あの小物屋妖怪だらけじゃないか!! もう二度と行きたくない…… 「アキラ… 大丈夫?」 「大丈夫だよ、多分…」 ショウは悪くないから そんな泣きそうな顔をしないでくれ ボクが泣かしたみたいな目で見てくる奴が3人ほどいるから!! ボクは悪くないぞ!!! ピタッ 何故かボクは足を止めた 「アキラ どうしたの?」 ファイは何でボクのこと呼び捨てにしてるんだ!! でも、それより気になる事が… 「ここ、この雑貨屋…」 ボクの足は自然と雑貨屋の中へ動いていた いや、雑貨屋ではなく 一つのペンダントに… 「これ……」 「守護の魔力が籠もってるね かなり珍しい物だよ」 ファイはボクが手に取ったペンダントを見て解説する そのぐらいボクにだって分かるよ!! 「そのペンダントにしたら? 誕生日プレゼント」 「そう…だな……」 そのペンダントからは何故か 絢香と似た魔力を感じた……
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