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触れて欲しくないわけがない。
触れてない場所がないぐらい、翔さんに触れて欲しい…
離れていた時間は取り戻せないけれど、私達の間に隙間がないってぐらい一緒にいたいし、触れ合いたいって思う…
ただ…
食事の用意で、旅館の方がいつここに来るか分からない状況で甘い時間を過ごすなんてこと…
恥ずかしいって気持ちが先にたってしまう。
「小百合?散歩しないの?」
へっ?
パッと隣を見ると、翔さんは立ち上がり、笑顔でこちらを見ている。
う~ん…なんだろう……
今日は拍子抜けしちゃうっていうか、いつもの翔さんじゃないみたい?
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