僕とアナタとifの世界

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先輩相手だとどうしても言葉に棘が出てしまう。 もう少しだけ静かにして下さいと言うつもりだったのに… 「東雲は相変わらず手厳しいな~。」 そんなことも慣れているっというように先輩はおどけて言った。 僕が自分の放った言葉に落ち込んでいる事を分かっていて気にするなと励ましてくれているような気がした。 「…先輩…」 先輩の優しさにトキメキ掛けたその時だったー…… 「幼気な先輩を苛める悪い東雲には制裁を下さないとな」 「へっ!?」 前言撤回この男はそこまで考えてるような男ではなかった… 完全なる僕の買い被りだった…
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