夢の中

2/2
前へ
/2ページ
次へ
僕らは淡々と進む時の中を歩く。 そして、いつの間にか知らない場所にたたずんでいる。 そこがどこかも分からないまま、さらに歩く。 そして、ふと夢だと思う。 それでも、歩くことは止めない。 止めれない。 急に怖くなる。 歩くことも、考えることも。 それでも、立ち止まることは出来ない。 だから、更に怖くなってしまう。 夢と分かっていながら、目覚めることも出来ない。 それが、夢の恐怖。 最後に叫びたくなる。 誰かタスケテクレと。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加