ねぇ、君は

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ガヤガヤと賑わうこの街でまたあなたを見つけた 「う、…そ…」 時が、心臓が止まったかと思った 会いたかった 会いたくなかった 社長の笑い姿見たかった 見たくなかった 綾子さんといるところなんか見たくなかった あの日、退社してから初めてみる彼 楽しそう?わからない でも、綾子さんはすごく楽しそう あそこは昔はあたしのポジションなのに いいな、羨ましいな と妬む心が現れる 12月31日 あたしは新年と一緒にあなたを忘れたのにまた蘇らせるのですか? 気がつけばひと粒の涙流れていた
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