珍紀行赤城防空壕編

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(`・ω・´){牢屋… ( ゜Д゜){あの窪みは柱があった場所だよ 格子状に組まれた柱 (`・ω・´){時代劇に出てくる牢屋を思い出してくれれば分かるだろ? 柱状に木材を組んであった跡だよ ( ゜Д゜){でも罪人じゃない…よな… (`・ω・´){あぁ、この霊の話だと江戸時代からこのあたりの大百姓で明治維新以降には〇谷家って名乗ってた一族がいたはずだ (・ ⊃・){登記簿だと前の前の持ち主は〇谷って姓だったな… (`・ω・´){そこの当主のお妾さんだった人の霊みたいだな ( ゜∀゜){何でそんな霊がこんな場所に? (`・ω・´){このお妾さんは無類の芝居好きだったらしくてな…城下に芝居小屋が掛かると何かにつけて用事を作っては芝居見物を楽しんでいた… ある日の夕刻に芝居小屋からの帰り道に道端で男物の御守りを拾ったらしいんだが時間も遅いし懐に入れて帰っちまった… で、その日の晩に運悪く旦那さんが来ちまった… 当然、男物の御守りなんかを持っていれば…疑われるよな… 嫉妬心からとりあえずは別宅に見張りを付けて軟禁状態だったんだが噂で見たかった芝居が掛かったんで居ても立っても居られず、見張りの目を盗んで芝居見物に出掛けちまった
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