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その時、積み上げられたコンテナが僅かに揺れる…
( ゜Д゜){ん？誰がいるのか？右近！喰らいつ…ん？
(｀・ω・´){泣き声…だな…
コンテナをずらすとうずくまり泣いている女の子がいる
( ゜Д゜){Ｓ子ちゃんかい？
右手を見ると中指に多少歪になっているが印台にするような金の指輪が鈍く光っている…
( ゜Д゜){これが原因で憑かれちまったんだな…
神主がＳ子ちゃんの指から指輪を引き抜く…
周囲の気配が変わり、あちらさんが集まってきたのが分かる
( ゜Д゜){ほら、ちゃんと返すからな！
引き抜いた指輪をほおり投げる…
が…いつまでたっても落ちた音はしない
( ゜Д゜){音がしないって事は受け取ったと解釈させて貰うぞ
(｀・ω・´){もう大丈夫だから…さぁ、ここを出よう
( ゜Д゜){これ以上はお互いに手出しは止めようぜ、どうしてもって言うんなら…右近、左近！かまえろ!!
神主の両脇に最大化した右近と左近がいつでも飛び出せる態勢で身構える
( ゜Д゜){この妖狐達を解き放つが…いいか？それがどんな結末になるかは霊体になってしまった者なら分かるだろ？
周囲の気配が跡形もなく消える…
( ゜Д゜){それが賢明だな…
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