珍紀行陰陽師と占い師

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ブースに入ると暗幕で囲まれた3帖程度の部屋に黒いテーブルクロスに覆われた円卓…正面に全身黒ずくめ…冷静に見ると暗幕みたいな生地のポンチョのようなマントを着た男が座っていた ( 占 ){そちらにお座り下さい… ( ゜Д゜){はじめまして…あ、友人も同席して構いませんか? ( 占 ){はい、大丈夫ですよ…で、今日はどんなご相談でしょうか? ( ゜Д゜){守護霊とは? ( 占 ){は? ( ゜Д゜){ですから…俺の守護霊は? ( 占 ){あなたの守護霊ですか?それだけが知りたいのでしょうか? ( ゜Д゜){伝え聞いた話だと守護霊と会話して悩みに答えるって事ですよね? ( 占 ){はい、そうですが ( ゜Д゜){では、俺の守護霊は?そして何て言ってます? ( 占 ){随分、漠然とした質問ですね ( ゜Д゜){常日頃から悩みに関しては独り言みたいに呟いてますから、守護霊がいるなら聞いているはずですよね? ( 占 ){分かりました…守護霊様に直接聞いてみましょう…
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