足掻いても、無意味なんだって。

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「姉ちゃん」 俺は風呂から出て、姉の部屋へ行った。 「…静かにね」 姉の娘はすでに寝ていた。 「ご飯食べてから眠かったらしいんだけどあんた迎えに行くって行ったら眠いの我慢してついてきてたのよ」 「それは俺のせいって言いたいの?」 違うわよ、と姉は苦笑いした。
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