足掻いても、無意味なんだって。

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「…哲平、着替えろよ」 「ん…、後で…」 俺はワイシャツに腕を通した。 「けーすけ」 ベッドで寝ていた哲平が、俺のワイシャツを掴む。 「なんだよ」 「もう帰んの?」 もう少し居ろよ、と哲平は俺を引っ張った。
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