足掻いても、無意味なんだって。

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不毛だ。 何度彼に言った事だろう。 もう止めよう、と。 彼はその都度言葉を濁した。 「はぁ…」 ため息をついて、俯いた瞬間。 「けーすけ!」 姉が車から手を出して俺を呼んだ。
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