第2章、第5節、秋ちゃんのカリスマ炸裂

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★  ――あれま、おるこちゃんなんて、目が点になったまま、直立不動状態を炸裂させちゃってさ、ボクの横顔を見つめてるし…… 「あのですね……それに納得いったなら、ボク、生徒会長やってあげてもイイですよ」  ――うん、これだけ生意気を言ったんだから、まさか、ボクの生徒会長当選は在り得ないね…… 「でもね、残念ながら、きっとボクじゃ、全校生徒の皆さんや、全教職員の皆さんや、それに、PTAの皆さんも、それら全ての皆さんがガッカリする羽目になるかもですよ。だって、鼻から生徒会長なんてのヤル気ないもん」  ――そう、ボクは生徒会長とか、そんな面倒な役目なんてやりたくないし…… ★
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