プロローグ(きっかけ)

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★ 「日本語が話せるんだったら解ってくれなきゃだわ! もう、お願いだから!」  ――しかしさ、こんな作業、生徒会にやらせりゃイイのにさ…… 「いや、あの……ちょっと無理かも……」  ――だって、この管理業務、どう考えても部活動なんかじゃないし……百歩譲ってもさ、生徒会とか委員会とかがすべき管理業務だし…… 「っていうか、河鹿さん……かなぁ~り無理かも」  ――そんなこんなで、押し付けられたツマンナイ作業を、美術部の部長であるボクが、放課後に独り寂しく、セッセとタダ働きの無駄骨奉仕してたんだけど…… ☆
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