第2章、第5節、秋ちゃんのカリスマ炸裂

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★ 「うひゃ~!! びぁ~はっははははは!!」 「あぁ~あ……ダメだ、こりゃ……」  ――おるこちゃん、ボクの彼女は緊張のあまり、どうやら壊れてしまった様子みたいな? 「あ~さてさて、それでは浅間秋君、気を取り直して選挙演説を……どうぞ!」  教頭は爆笑の渦の中、声を張り上げるかの様に、少しだけ音響機器をハウリングさせながらボクに演説を即している。 「っていうかさ、気を取り直さなきゃなんないのは教頭の方なんじゃないの?」 「えぇ~!? そんなこと言って、余裕綽々かましちゃったりしちゃって……秋ちゃんったら、ホントに全然緊張してないのねぇ……」 ★
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