第2章、第5節、秋ちゃんのカリスマ炸裂
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★ 「ああぁあ~秋ちゃん! あたし、あわわわわ……」 「あはは! おるこちゃん落ち着いて」 大歓声に呑み込まれ、もう完全に舞い上がってしまい、すっかり地に足が着いていない有り様の河鹿薫子。 そんな彼女を右脇に軽く抱き、ボクは演台の上にあるマイクの前に立つと、全校生徒に向かって深く一礼をしたのだった。 ――ボクのお辞儀に合わせてね、おるこちゃんも深々とお辞儀をしたんだよ…… ★
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