第2章、第5節、秋ちゃんのカリスマ炸裂

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★  ――う~わ……ボクの声に体育館は急に静まりかえっちゃったし……  漫画なんかにありがちな『シ~ン』という擬音の漫符(まんぷ)、それが最もふさわしくなってしまった体育館。 「500人の沈黙って気持ちイイね」 「え? 秋ちゃん?」 「沈黙した500人から注目されるっていうのもさ……」  ――こんなに気持ちイイなんて、ボク、知らなかったし。この快感は初体験だし…… ☆
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