第2章、第5節、秋ちゃんのカリスマ炸裂

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★  その初体験の快感の中、ボクは次の言葉を淡々と発した。 「はっきり言って、アイドルみたいなのを求めてるだけなら、ボクは生徒会長なんてやらない! アイドルを求めているなら、ボクみたいなのじゃなくて、もっとアイドルに相応しい人に生徒会長になってもらえばイイ!」  ――うわ……あんまり静かすぎて、会場に居る一人一人の呼吸っていうか、息遣いが聞こえそうだよ…… 「全校生徒の皆さん、それに、全教職員の皆さん、あのね……そんな生意気を言うボクに生徒会長をやって欲しいなら、どうしてボクじゃなきゃイケナイんだか、ソコんとこをハッキリさせてくださいませんか?」 ★
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