53人が本棚に入れています
本棚に追加
ずっと智の傍に居たかった。
ごめんな。
なんであの日、喧嘩したんだろう
なんで、些細な事で
怒ってしまったんだろう。
俺の薬指には 智とのペアリング。
ガチャ。
「さえ…?今日は学校どうする?」
「ごめん、母さん
俺…無理だよ。」
毎朝、俺を起こしにきてくれた 智。
一緒に学校へ行った通学路。
学校へ着けば 席が隣で
暇さえないほど 一緒に居た
それが、今は…ない。
消えてしまった、
俺のせいで。
最初のコメントを投稿しよう!