ラダ学園

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「ど、どうやったんですか?」 「んー、禁則事項です」  かわいく口に指を宛てて言ってみたけれど、やっぱり伝わらなかった。秘密だということは伝わったようだから、まあよしとしよう。 「どうしたイム・チャンタク、失敗したらそこで終わり……」  ゴリマッチョ。レド先生が歩いてきて、僕らが作った金を見た。 「これは……、お前らが作ったんだな」 「はい、そうですけど……」  それだけ聞くと、レド先生は「こいつは愉快だ!」と豪快に笑い、そこで今日の授業は終わりになった。
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