ラダ学園

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 そういうことなのか。  魔女、ねえ。  まあ答えてくれないと思うけど、直接聞いてみるか。 「なるほど、ありがとうチャンタクさん」 「いえ、とんでもないです。今日は色々お世話になりましたし、こんなプレゼントまで……私、大事にします!」 「うん、じゃあまた来週ね」 「あ……はい、来週に、また」  色々まだ話したいことがあったのだろうか。名残惜しそうにカチューシャに触れ、手を振る。笑顔だったが、どこか寂しそうにも見えた。
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