28人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
扉を開けて入った、
「あれ、今日はまだ誰も来ていないな」
とつぶやいたが、一人いた。
ライバルの鷹田健汰だ。
ゲームの個人ランキング219位の俺より9位上の210位だ。
そして俺はレベルとステータスともに健汰に負けている。
だが、身長だけは負けていない。
「おい、和輝、俺を忘れるな」
健汰はさっそくゲームをしている。
「ごめん、パソコンに隠れて見えなかった」
「嫌味かよ、お前とは身長はまだ2cmしかかわらないんだぞ」
いつもと同じような、なにげない会話をした。
すると、急に後ろの扉が開きぞろぞろとメンバーが入ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!