君は"Yellow"。

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黄「あぇぇ!?笠松センパイの!?ホントに!?」 「うん」 黄「あの、女子が苦手で合コンで『おっぱーーい!!』って言っちゃう笠松センパイの!?」 「なにその話、聞いてないんだけど」 黄「あ、いや、コッチの話っス!それにしても、彼女さんとは、、、」 期待の大型新人、黄瀬くん。 ゆーくんに笑顔を取り戻した人。 僕じゃ無理だったし、 また笑ってくれて、 嬉しい、けど、悔しい。 「去年のIHの話、なんだけどね。別にゆーくんが悪いわけじゃなくて、、、でも、責任感は人一倍強いからさ、彼」 黄「、、、退部しようとしたんスよね?」 「そ、まー、今も辛いんじゃないかなー?今年も桐皇に負けて。きっと、一番負い目を感じてる」 連勝していた日々はあっけなく、 幸せの終わりはすぐにやってきた。 「黄瀬くんには感謝してるんだ、ゆーくんに笑顔をくれたから」 黄「でも、、、」
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