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遠くから、
誰かが駆けてくる音。
笠「黄瀬っ!どこほっつき歩いてんだ、シバくぞ!!?」
見事な、飛び蹴り。
「ゆーくん、、、もうシバいてるよ、、、」
笠「ん、お前もいたのか」
「うん、ちょっとお話してたの」
君の夢をどうか叶えて、
と。
黄「センパァイ、、、俺もそれくらいソフトに!!(泣)」
笠「るせぇ!!走って先戻ってろ!!」
黄「はぁい、、、」
笠「ほら、お前も戻るぞ」
差し出される手。
いつのまにこんなに逞しくなったのかな?
「ゆーくん、ゆーくんの夢、叶うといいね」
笠「叶うといい、じゃねぇ、自分で叶えんだよ」
"だから、隣にいろ"
君の夢が叶って、
君が笑顔になること。
それが僕の夢だから。
そのためなら何でもするよ。
そう、
夜空を切る星に願おう。
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