世界はお前の?

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高「一つ、いつもと違う髪形に気付く。一つ、ちゃんと靴まで見る。一つ、アイツの一言には[うん・そっか・へぇー]のどれかで答える!」 緑「、、、何なのだよ、それは」 高「ん?彼女ちゃんとの約束♥」 、、、ちょっと待て。 「和成、何の話してんの?」 高「可愛い可愛い、お前の話だよ♪」 「ふーん。あ、ねぇ、和成」 高「はいはい、今日はロールケーキな!」 「うん。ありがと」 緑「な、、、」 差し出されるケーキとスプーン。 うん、さすが私の和成。 王子様みたい。 高「お前、オレのコト大好きだから、全部分かってて貰わなきゃ嫌なんだよな♪」 「べひゅに、しょんなこちょにゃいわよ」 高「ツンデレも愛せる!!つか、口に物が入ってる時に喋んないの。女の子だろ?」 「ふんっ」 緑「高尾、お前、、、」 「ごちそうさまー、美味しかった!」 高「バケツプリンも作ったけど、ウチくる?」 「行く行く!!」 分かってて貰える、安心感。 「私だけの和成」、 うん、いい響き。
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