0人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなこんなで闘技場。
サン「さて、それではペアを組み、それぞれ訓練していてください! 私は回っていくのでその時に自己紹介してもらいます。
…では、始め!」
そういうと生徒たちはペアを組み始めた。勿論、僕の方にくる人はエドくらいだ。
エド「さてやるか…と言いたいが、わりぃ…ちょっとメッシュの奴と殺りあってくるわ」
僕はそれに頷くと、一人離れてクラスメイトを見ている少女の方に向う。
レイル「さて、僕とやろう?」
そう言って手を伸ばす。
彼女は僕の手を握るとじぃーっと僕の方を見つめる。
レアリヤ・ティシニアート。僕はレアって呼んでいる。
黒髪を背中に伸ばし、心まで見透かすかの様な黒真珠の瞳。1年の時から時たま一緒に行動した。
そして僕とは違う意味で異端者。
『666(ディアヴル)』
悪魔。魔を従え、闇に生きる者。
彼女はその二つ名の通り魔を人並み以上に操り、闇属性を完璧に使いこなせる。
しかし、欠点としては他の属性が弱くなってしまう事だ。
最初のコメントを投稿しよう!