その目に映るは希望か絶望か…

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そんなこんなで闘技場。 サン「さて、それではペアを組み、それぞれ訓練していてください! 私は回っていくのでその時に自己紹介してもらいます。 …では、始め!」 そういうと生徒たちはペアを組み始めた。勿論、僕の方にくる人はエドくらいだ。 エド「さてやるか…と言いたいが、わりぃ…ちょっとメッシュの奴と殺りあってくるわ」 僕はそれに頷くと、一人離れてクラスメイトを見ている少女の方に向う。 レイル「さて、僕とやろう?」 そう言って手を伸ばす。 彼女は僕の手を握るとじぃーっと僕の方を見つめる。 レアリヤ・ティシニアート。僕はレアって呼んでいる。 黒髪を背中に伸ばし、心まで見透かすかの様な黒真珠の瞳。1年の時から時たま一緒に行動した。 そして僕とは違う意味で異端者。 『666(ディアヴル)』 悪魔。魔を従え、闇に生きる者。 彼女はその二つ名の通り魔を人並み以上に操り、闇属性を完璧に使いこなせる。 しかし、欠点としては他の属性が弱くなってしまう事だ。
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