線香花火

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さあ♪」 「・・・ああ~」 ―とっても親切なオジサマ― つまり・・・・・・援交ということだ・・・。 その言葉にあたしは驚きもしなかった。 この2人は・・・・・・クラスでも特に目立っていて、悪いことも 度々しているようだった・・・。 アヤとユウから・・・援交の誘いは前からずっと来ていたけど ・・・・・・あたしは断り続けていた。 ノリの悪いあたしの態度に、アヤとユウはつまらなそうに 言った。 「え~、ま~た無理なの?」 「幸恵って一回も援交してないじゃん・・・!!」 「・・・・・・・・・・」 「できない理由とかあんのかよ~?!」 「金欲しくないの~?!」 2人からの交易に、あたしは何も言えなくなった・・・。 アヤとユウはいつだってお金のことばかり。 援交などで手に入れてお金で、ブランドのものを買ったり、 贅沢をしたり。 そこまでしてお金が欲しいの? あたしはそんな2人の考え方が理解できずにいた。 2人は目を合わせてため息をついた。 あたしはその光景を黙って見ていた。
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