奴壊夢編隊(ドエムヘンタイ) ナニが悪いんジャー

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地獄絵図が終わりを見せたとき、その場にいた男全員がよだれを垂らして昇天していた。 そんな中、ヒーローたちだけは普通に立ち上がってくる。この快感に慣れているからなのか超人だからなのかは不明。 とにもかくにも、今宵の平和は守られた。そして。 「これで君の貞操は守られた!」 グッと親指を立てたレッドに、少女は。 「頭が高いわ変態の分際で!!!」 股間を蹴り上げた。あまりの痛みに崩れ落ちるレッド。 だが、少女に股間を蹴り上げられるなんて、夢にまで見た展開だ。 「これでどうですかお姉さま!」 「まぁまぁね。でもちゃんとこうやって……」 ムチで背中を何回も叩く。 「追い討ちをかけないと」 「はい、お姉さま!」 また一人、ヒーロー志望の少女が現れたのだ。 ドエムレッド、ドエムブラウン、ドエムブラック、ドエスピンク。 人知れず悪と戦うヒーローの名を、私たちは決して忘れてはいけない。
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