光と影の楽園

2/2
前へ
/63ページ
次へ
作詞:ひとしずくP 作曲:ひとしずくP 編曲:ひとしずくP 〔曲紹介〕 少年は少女を解放するため戦い、少女は少年の世界を守るため歌う。その命…尽きるまで…。 虚像の楽園の果ての 深い 深い大地の底で ただ独り 祈りの歌を 謡い綴る 運命 行き場を無くした過去から 巡り続ける声を繋ぎ 繰り返す 歴史の淵で 運命に身を捧ぐ 何も知らず ただ歌だけ 紡いで 生きてきた 晴れの歌を 雨の歌を 優しいレクイエム 楽園へと 続く道の先に 差しのべられた 暖かい手さえ 届かず (「トワニウタイツヅケナサイ…)」 滅ぶ世界の 歪みの底で 祈りの歌を 奏でる―宿命― 忘られし 過去に眠る 優しい声に 絶望さえも 微笑みに変え 涙の底に 沈んでいく 絶望の楽園の果てに 無くした声を探し求め 道なき道をただ遠く さまよい住く運命―― 閉ざされた歴史の影に 奪われし日を想いながら 心の奥 響く声は 苦痛に身悶える 永久に続く楽園へと 願いは届かずに ただ歪んで 声とともに 消え去って巡るだけ 今此の手で 確かめたい 君の温もりの音 傷つくことさえいとわずに (「俺は戦う…」「私は歌う…」) 荒ぶる声の 魂を奪い この世の果てまで 綴って眠れ 此の光を 溶かしても 届かぬなら 偽りの楽園を此の手で 終わらせるだけ (「歌って…)」 (私は祈る) (僕は戦う) (守るために) (壊すために) (笑顔がこぼれ) (君は泣いてた) (光射す世界のために…) (ただ独りで…) (明日へと繋ぐ) (過去を葬る) (光の希望の歌) (影の絶望の歌) (命を与え) (命を奪い) (息吹く声を (終わりの声 新しい風にのせ) 止まない雨に流し) (命尽きるまで…) (命尽きるまで…) (「マタメグル…)」 全ての声は 光と出会い 影へと繋ぐ 繰り返す歴史となりて… 巡る世界の 鼓動の音は 終わりを告げる 鐘となり 響く 全ての光は絶え 新しい芽が息吹く先の 光と影の楽園に 願いを… image=467872620.jpg
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加