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暫く沈黙が続くと黙っていたフェイが
面倒臭そうに
「そろそろ授業行かないとまずいんじゃない?」
と言われ時間を見ると学園長はレイナに対して
「レイナ、いろいろ思うことはあると思うけどとりあえず、
フェイ君を連れて行きなさい。フェイ君は1ー2だから」
と言うとレイナは分かりましたと頷きフェイを連れて
これからフェイが入る教室行った。
アンナはフェイの背中姿を見て
「面白い生徒が入学してきた。フェイ・メルクリウス君。
君は一体何なんだ?」
帰ってくるはずのない疑問を出ていき、閉じた扉に向かって投げ掛けた。
一方当の本人はレイナの後ろを暫く着いて行くとレイナは立ち止まってフェイに振り返り、
「ここが貴様の教室だ。入るから着いてこい。」
と言われ、フェイが適当に相づちをうつと
教室の扉を開けレイナと一緒に歩を進めた。
入った直後フェイが感じたのは視線だった。
疑問の視線を飛ばしてくる者や、好奇心の視線、
好戦的な視線を飛ばしてくる者がいたがフェイは無視して
レイナを見た。
レイナは教卓に立つと視線はレイナに
移りその視線は尊敬と憧れに変わっていた。
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