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「ヤッバー!あんなん食らったら死んじまう!」
目の前に迫る光弾を見、嘲笑うかの様に言った。
そして光弾が完全に二人を捕らえようとしたときソイツが姿を現した。
寝ているフェイの真上の空間からヒビが入りそこからこの世界ではあり得ない程の魔力が漏れだした。
そしてそこからこちらを覗く何かを感じ取ったのか教室にいる生徒のほとんど気絶してしまった。
そして何かは光弾を漏れだしている魔力だけで防ぎ空間を閉じた。
レイナは授業が終わるまでの時間開いた口が閉まらなかったと言う。
~休憩時間~
「フェイ・メルクリウス!少し付き合え」
レイナはフェイに怒りの形相を向けながらフェイを叩き起こし襟を掴むと引きずるように教室を後にした。
そのやり取りを見ていたクロノは口を歪めながら、
「アイツ、やっぱり思った通りだな。」
クロノはそう言うと手帳を取りだし浮かび上がった文字をスライドさせると1人の名前で止まり耳に手帳を当てた。
「やっぱり思った通りだったよ。最後の人柱はアイツで間違いないよ。
団長?」
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