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草原の上から曇天の涙が落ちてくるなか、
二人の人物がその身を濡らしながら対峙していた。
二人とも外見からして14~18才ぐらいの顔立ちをしていた。
1人は髪の色は白く肌の色も髪に似ているくらい
色白だった。服の色は黒を基準としたモノを。
1人は髪の色は青黒く長い髪から見える、切れ目ね中で透き通った蒼眼が神秘的な雰囲気を出していた。着ている服の色は白髪の少年とおんなじ服だった。
しばらく雨の音が二人の世界を包んでいたが
白髪の少年が口を開いた。
「なんでお前が…」
白髪の少年は残念そうな声で呟く。
するともう1人の少年は
「懐かしいな。確かあのときも雨が降ってたな。
まだあの……様を殺ろうとしてんのか?」
少年は嘲笑うかの様に白髪の少年に問いかけた。
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