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クロノは理を唱えると、教室が薄暗くなり始め、クロノを中心に足元から複雑な魔方陣が展開された。
そしてその魔法陣から赤黒く禍々しい形をした槍が何本も出始めた。レイナはそれを見て、
(死属性!? しかも属性変化した処刑じゃないか!?)
レイナは驚くことしかできなかった。
クロノは
「たかだか、葬炎を使える様になってもまだまだだね。そんなちんけな炎じゃ俺はヤれないよ。」
そう言うと同時に魔法を消し、自分の席に戻っていった。
クラスの大半は口をポカーンと開け
(((((このクラス、化け物みたいなヤツがゴロゴロいる)))))
と思っていた。
さっきまでの出来事で流石のフェイも目をさまし回りを見ているとレイナと目があった。
レイナはこれはチャンスと思い
「フェイ・メルクリウス、次はお前が魔法を見せてやれ」
レイナはそう言うとフェイは一回面倒だと思い、首をかしげたがレイナの顔が鬼になりかけていたので机から立ち上がり教卓の前に立った。
そしてフェイは理を口にした。
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