第2章

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満州帝国の野望55 「波動エンジンといって、波のエネルギーを電気エネルギーに変換しているのだ。日本には波力発電所があるのは、黒住君も知っているだろう。海の中では、この波のエネルギーは無尽蔵に存在している。そのため半永久的に航行が可能なのだ」 「ミサイルと魚雷は、どのくらい保有しているのですか?」 「エンペラーは波動ミサイルと波動魚雷を保有している。実態は波動エネルギーによって破壊するので、言わば無尽蔵なのだ」 「すごい!」 僕は本当に驚いた。 ステルス潜水艦に波動ミサイルと波動魚雷、これにはアメリカ海軍も相当苦戦を強いられるだろう。
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